自然

NATURE

釧路湿原国立公園

釧路湿原国立公園は、釧路川とその支流を抱く日本最大の釧路湿原及び湿原を取り囲む丘陵地からなり、国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ多くの動植物の貴重な生息地となっています。
1980年に日本で最初のラムサール条約登録湿地となり、7年後の1987年、全国で28番目の国立公園に指定されました。
釧路町・鶴居村・標茶町・釧路市にまたがり、東西に約17km、南北に約36km、面積は28,788ha。細岡展望台からの眺望は大パノラマで圧巻です。

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細岡展望台

湿原ビューポイントとしてNo.1の人気を誇る細岡展望台。どこまでも広がる釧路湿原の中を大きく蛇行する釧路川と、天気が良くて空気が澄んでいる日には、阿寒の山々から羅臼岳までを一望できる景勝地です。また、日本一遅い列車くしろ湿原ノロッコ号も釧路湿原駅に停車します。

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細岡ビジターズ・ラウンジ

釧路湿原を一望できる細岡展望台に隣接し、湿原の風景や花々の写真が飾られ、軽食や喫茶コーナーがあります。また、お土産を買うこともできます。

住所釧路町達古武22-9
営業時間 4月~ 9月09:00~18:00
10月~ 3月10:00~16:00
※年末年始(12月29日~1月3日)は休館
電話番号0154-40-4455
細岡ビジターズ・ラウンジ

厚岸霧多布昆布森国定公園

厚岸霧多布昆布森国定公園は、令和3年3月30日に国内で58か所目、道内では6か所目に指定された、釧路町・厚岸町・浜中町・標茶町にまたがる面積41,487haの国定公園です。
本国定公園は、雄大で荒々しい海食崖が連続した岩石海岸、国内有数の規模を誇る湿地及びそこに成立する希少な水鳥繁殖地や湿原植生等の生態系と、人と自然との共生により育まれてきた文化景観とが一体となってつくり出す景観が広がっています。

厚岸霧多布昆布森国定公園ガイドブック
Akkeshi-Kiritappu-Konbumori Quasi-National Park Guidebook

尻羽岬(帆掛岩)

北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」

北太平洋シーサイドラインは、十勝の広尾町から根室市のノサップ岬まで、全長321kmの海岸線の総称。その中でも釧路町・厚岸町・浜中町の3町にまたがる海岸線沿いの道路を「岬と花の霧街道」とネーミングし、そのうち又飯時から仙鳳趾までの約40kmが釧路町の海岸線になります。
雄大なカーブを描く美しい海岸線や奇岩など、難読地名も多く、特異な景観が続きます。

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セキネップ展望広場

昆布森市街からシレパ(尻羽)岬の中間に位置し、連なる断崖の海岸線とロウソク岩、タコ岩などの彫刻的な美しさが壮観です。駐車場より一望できます。

●駐車場/約20台

セキネップ・夕日
ローソク岩 トド岩 タコ岩

シレパ(尻羽)岬

太平洋と厚岸湾を一望でき、不思議な形の変形樹や、波しぶきを受けてそそりたつ帆掛岩付近で運が良ければゼニガタアザラシを見ることができます。

●シレパ駐車場から岬の先端まで徒歩20分程度

尻羽岬(帆掛岩) アザラシ